カードゲームプレイヤーなら多くの人が使用しているプレイマット。自作することもでき様々なデザインが楽しめる反面、著作権や商標の問題でトラブルになることが増えています。

個人の使用であれば問題になることは少ないですが、販売や配布、公開などをしてしまうと法的トラブルになるリスクがあります。

実際にあったトラブル

フリマアプリで人気アニメキャラクターの画像を使ったプレイマットを自作し、出品したところ

著作者からの通報があり、運営から商品削除、アカウント凍結となりました。

企業でない個人の取引であっても販売してしまうと商用利用となるので、C to Cの場合でも十分に気をつけましょう。

他にもフリー素材使いプレイマットを作成・販売し、炎上したケースも。

フリー素材なら自由に使っていいと思っている人が多いですが、フリー素材であっても商用利用はNGの場合もあります。

フリー素材とあっても利用規約をしっかりと確認しましょう。

トラブルを回避するポイント

画像やイラスト

自分で描いたイラストや作者の許諾を得たものだけを使うようにしましょう。

どうしても使いたい場合は、

商用利用可か不可の確認、クレジット表示が必要かの確認

クレジット表記とは、作品名、作者名、提供元URLなどが含まれます。(販売サイトに記述)

画像・イラスト以外にも、印刷業者の規約にもしっかり確認しておきましょう。

またロゴを使う際も十分に注意しましょう。

最後に

「個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲内での使用であれば、著作物を複製しても著作権侵害にはならない。」

自分用に作成して自分で使う場合は、家庭内・個人利用の範囲であれば、著作権者の許可がなくても画像・イラストが使用できるのでルールを守って楽しみましょう。

「個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」というのは、SNSの個人アカウントで作成したプレイマットを投稿するだけでも、著作権侵害になってしまう可能性があるので十分に注意しましょう。